2004年 入職
青梅福祉作業所 主任
島田さん
利用する皆さんと共に歩み、
成長してきた場所。
友愛学園の魅力は、幅広い年齢、障害特性に合わせたさまざまな事業があるところです。元々は児童部だけでしたが、子どもたちが成長した後の暮らしの場として成人部ができました。それから福祉作業所、グループホームといったように、利用する方に寄り添いながら、事業が拡がってきた歴史があります。また職員にとっても、他の事業所と交流しながら成長していける理想的な環境です。私も成人部の職員から始まり、現在は福祉作業所の主任として利用者さんと向き合う毎日ですが、そのすべてが貴重な経験として日々の支援に繋がっています。
ゆっくりでいい。
働くことが、笑顔に繋がるように。
利用者さんにとって“働く”ということは、さまざまな変化をもたらします。まず“朝起きて作業所に来る”だけで大きな一歩。生活のリズムが整いますし、頑張ったから土日楽しもう、という余暇の意識が出来るのも大切なことです。まずは来ていただいて、職員とおしゃべりしていると、他の利用者さんが集まってきて交流が生まれる。楽しい心が芽生えたら、じゃあ何か簡単な仕事からやってみましょうか、という感じで、少しずつ。自分らしく働いて、笑顔で明日も来ようと思っていただけたら、こんなに嬉しいことはないです。
働いて輝いていく、
その瞬間を分かち合える幸せ。
作業所では、ひとりでコツコツできる作業から、コミュニケーションを取りながら進めるものまで、さまざまな作業種の中から、自分の好きな仕事を見つけていくことができます。得意な仕事に取り組むことが、何より自信に繋がるからです。以前、今までにない大量受注の納期が迫る中、利用者さんも職員も総動員で作業をしたことがありました。無事納品してトラックを見送った時、みんなで拍手をした時の喜びは、何ものにも代えがたいものでした。働くことで生まれる責任感や達成感を、一人でも多くの方に感じていただきたいです。