2015年 入職
友愛学園 成人部
佐藤さん
実習で出逢った“笑顔”をきっかけに、
この道へ。
元々、子どもに関わる仕事がしたくて保育の専門学校に通っていたのですが、実習で知的障害者施設へ行くことに。そこで出逢った利用者の方が発語はなく、笑うこともほとんどない方でしたが、毎日アプローチを続けていたところ、実習の最終日に初めて笑顔を見せてくれたのです。その時の感動はとても大きく、もっとたくさんの方の笑顔が見たくて、今の仕事に進みました。友愛学園は、入所の方も通所の方もいらっしゃいますが、一人ひとりにとっての心地良い場所となるように、職員全員がその時々に合わせて、細やかな支援をしています。
ゆとりを持って、
一人ひとりと向き合うことを大切に。
友愛学園は、とにかくアットホーム。利用者さんも職員も、良いコミュニケーションがとれています。現在、私は子育て真っ最中なのですが、産休・育休を取ることを皆さんが快く受け入れてくださって、復帰後も “おかえり、待ってたよ”と迎えてくれたことも嬉しかったです。そういう環境も、友愛らしさに繋がっていると思います。仕事で心がけていることは、利用者さん一人ひとりに合ったお声がけをすること。“人対人”の仕事なので、こちらに心の余裕がないと、それが相手にも伝わってしまう。ゆとりの気持ちを大切にしています。
自然に囲まれた環境で、
自分らしい日々を紡いでいく。
活動プログラムが充実しているので、利用者さんの個性や特性に合わせて、個別に対応することができます。制作が好きな方、毎朝お散歩に行かれる方。いろいろ試して、ようやくひとつ好きなことが見つかる、という場合もあります。コミュニケーションは言葉だけではないので、文字や絵などの表現ひとつひとつから、思いを感じ取ることも大切です。地域の方もあたたかく、お散歩で会うとお名前を覚えてくださるなど、楽しい交流ができています。外部の方を呼んで音楽活動をしたり、穏やかで開かれた友愛の雰囲気を、ぜひ見に来てください。